2026/08/08 20:35
6月に一つ一つ手で植えた稲から、穂が出始めました。
田んぼに立って稲を眺めながら、「ようやく、ここまで来たな」と感じました。
この田んぼは、今年で2年目です。
もともとは耕作放棄地。
まずは田んぼを開くところから始まりました。
そして昨年は、稲刈りを目前にしてイノシシの被害を受け、収穫はゼロ。
それでも今年、もう一度田んぼに向き合いました。
今回は初めて、一株ずつ手で稲を植えました。
田植えを終えたあとも、ジャンボタニシの被害があり、
暑さや水の管理にも気を配りながら、ここまで育ててきました。
そして今日、稲の先に小さな穂を見つけました。
まだ収穫まではもう少し時間があります。
それでも、ここまで来たことがうれしい。
田んぼを開くところから始まり、
手で植え、毎日の変化を見ながら育てていく。
一つ一つの工程を重ねることで、ようやく食卓に並ぶ一粒の米へと近づいていきます。
普段、私たちが何気なく食べている米にも、
種から始まり、芽が出て、分げつし、穂が出て、実っていく長い時間があります。
今回、改めて感じたのは、稲そのものの力強さです。
人ができることには限りがあります。
水を管理し、草や生きものの様子を見て、必要なときに手を入れる。
それでも最後に育っていくのは、稲自身の力です。
この先、無事に実ってくれるかはまだ分かりません。
だからこそ、これからも稲の一つ一つの変化をよく観察して、
その経験を次の年へつないでいきたいと思います。
昨年は収穫できなかった田んぼ。
今年は、まず「穂が出た」というところまで来ることができました。
この先に待っている実りを、楽しみに見守っていきます。

