2026/09/03 20:23
今日は人参の種を播きました。
秋冬野菜の先陣です。
人参の種まき自体は、特別珍しい作業ではありません。
でも、今日播いた種には、少し思い入れがあります。
自分で種を採ったものだからです。
昨年育てた人参から種を採り、保存しておいた種を、今年もう一度畑に播く。
一度育てて、種を採り、その種からまた育てる。
小さなことですが、ここに一つの循環が生まれています。
座右農園では、畑を耕さずに野菜を育てています。
その畑に人参を直接播きます。
耕した土に播くのとは違い、土の状態を見ながら播き方を考えなければなりません。
そして何より、
この自家採種した種がしっかり発芽してくれるのか。
種の採り方は良かったのか。
保存は大丈夫だったのか。
播く深さや間隔は適切だったのか。
芽が出てくれば、今日の作業の答え合わせができます。
今日は、まだパサパサに乾いている畑。
それでも、明日以降の雨を見込んで種を播きました。
雨が降るタイミングと、種を播くタイミング。
天気予報を見ながら、土を触りながら、今できる判断をします。
人参の種を播く。
それだけの作業に見えて、実際には、
種を採る。
保存する。
畑を観察する。
天気を見る。
播き方を考える。
そして、芽が出るのを待つ。
いくつもの積み重ねがあります。
だからこそ、無事に発芽してくれたときの喜びは大きい。
今年の秋冬野菜は、人参から始まります。
自分で採った種が、また畑に戻ってくる。
そして、また種を採ることができれば、その先へつながっていく。
そんな小さな循環を、これからも少しずつ増やしていきたいと思います。
まずは、芽が出るのを楽しみに待ちます。

